| 丁寧な施工は、仕上がりの良さだけでなく、塗装の耐久年数を伸ばしてくれます。どんなに良い塗料を選んでも、施工に手抜きがあれば、塗装本来のもつ機能を十分に発揮することはできません。 |
しかし、実際、一般に行われている外壁塗装の現場をプロの目で見て、「これは合格点だな」っていうのは、正直、少ないです。
最も致命的な「手抜き」は、十分な量の下地材や塗料が使用されないことです。例えば、塗料や下地材を塗る際、水やシンナーを規定よりも多く入れて「薄める」と、材料が少なくて済み、作業もラクで早く仕上がるので、工事予算を抑え、(業者側が)利益を上げることができます。
これでは大変です。消費者サイドでは、実際に塗り上がってみないと、丁寧に施工してくれたのか、わかりませんし、ホンモノがわからないので、手抜きでも気付かないのが実情でしょう。
では、適切な塗料の量はどうすればわかるのでしょうか?実は、メーカーの出しているカタログに、メーカーの標準施工仕様が記載されています。カタログは、見積を依頼した施工店に頼めば、入手することができます。 |
最新の性能に優れた塗料には、必ず、メーカーの定める施工標準があります。
メーカーの施工標準を知ることが丁寧な工事の基本となります。 |
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最低限、メーカーの施工標準をまもっていれば、一般レベルよりも良い仕上がりになります。実際、丁寧な仕上がりは材料を多く使いますので、「とにかく安く」ってわけではありませんが、結局長くもつのでトクです。
ここでは、メーカーのカタログから塗料の使用缶数を算出する方法をお教えしましょう。 |
| 塗料(下地材)の使用缶数計算方法 |
◎まず、1缶で何u塗れるかを出す
1缶で塗れる面積 =容量(kg)/標準塗布量(kg/u)
◎次に、自宅の外壁に対して何缶必要かを算出。(端数切り上げ)
必要な缶数 =外壁の面積(u)/1缶で塗れる面積
◎下地材、塗料とも計算した数値が メーカーの施工標準 |
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| 以上が、塗料の缶数を導き出す法則ですが、わかりやすくするため、具体的な例で説明したいと思います。下記に一般的な戸建の塗り替えの例をあげました。 |
(例)建坪40坪、外壁面積120u
(下地材)
1缶で塗れる面積 = 15(kg)/0.8(kg/u) = 18.75u
必要な缶数 = 120u / 18.75u = 6.4 → 7缶必要
(塗料)
1缶で塗れる面積 = 15(kg)/0.7(kg/u) = 21.42u
必要な缶数 = 120u / 21.42u = 5.6 → 6缶必要
◎従って、下地材7缶と外壁塗料6缶がこの工事には必要です。 |
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